前編に続き、公開時に映画館で鑑賞。
将棋の戦い、いじめとの戦い、恋に家族関係にと、前作以上に人物が戦っている印象だった。自分が守りたい人やもののために戦う姿が印象的。
加瀬亮演じる宗谷名人、原作とビジュアル全然違うんですけど？（演技は素晴らしい）
と思ったら、「『SPEC』で共演した神木隆之介くんが加瀬亮さんをリスペクトしている」ことを踏まえてのキャスティングだそうで。島田さんに続き、こちらもキャスティングの妙でした。
原作ありきだけど人物造形が本当に素晴らしい。孤独な戦いを続ける桐山零が、帰るべき場所や学校での居場所、将棋をやる意味を見出していく展開に心を揺さぶられた。
（追記）
前後編とも脇を固める方や出番短めのライバル棋士も含め、役者の演技が素晴らしい。
人気コミックを話題性だけで実写化したわけではなく、力のある役者、スタッフを集めて丁寧に作ったんだろうなあ、と感じられた。（初見だった俳優さんは、映画館出てすぐ出演作調べてしまいました。）
