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3月のライオン 後編のkiritoのレビュー・感想・評価

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)
3.1
【七四歩】

宗谷(加瀬亮の線の細い感じがたまらない。)と桐山の試合がこの映画の全てかと思ってたら流石の人間ドラマ重視。後半は怒涛の詰め込みようだった。

そんな中でも安定のかすみたんが可愛くてまたぺろぺろしてしまった👅。

まず唐突ないじめ問題に視聴者も頭を悩まされる。
比奈の強さもさることながら、爺ちゃんの言葉が最高すぎた。
「食卓の強さ」ってつくづく凄いなと。
そして、姉ちゃんの苦悩もわかるなぁ。

桐山は高校生までにとんでもない悲痛な人生を送ってるし、さらに高校生の多感な時期にこんなにも色んな経験をするのかというくらい辛い人生を送っている。
そんな中、日常にホッとする空間があればそこを守ろうとするのも必然頷ける。
大人の定義は〜と彼がムキになったのも未成年ならではの主張だったと思う。

人には必ずなにかの苦難が起こって、そこでその問題にどう立ち向かうのか…
それぞれが歩として一歩踏み出せるのか、そしてと金となって自己の成長に繋げられるのか。
それは子供であっても大人であっても変わらないのだなぁ…と。

2018.6.11
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