主役のクラウディオ・サンタマリアの怪演が光っていた。二枚目俳優なのに、この役のためにかなり太っていたし、社会の底辺にいるヨレヨレの男を演じている。でもカッコよかった。
「レオン」のジャン・レノみたいにヒロインを助けるのだが、ハリウッド作品のようにドラマチックでなく、ブラックコメディタッチなのがイタリアっぽい。
個人的にはタイトルは「鋼鉄ジークと呼ばれた男」とか、もう少し覚えやすいものにしていただきたかった。
追記: 改めて見直してみたら、ジンガロのキャラクターと俳優さんの演技も見ものだった。
サンタマリアが怪力で観覧車を回してあげるシーンはよかった。
足の小指は取れたまま? 気になる。