birichina

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのbirichinaのレビュー・感想・評価

5.0
主役のクラウディオ・サンタマリアの怪演が光っていた。二枚目俳優なのに、この役のためにかなり太っていたし、社会の底辺にいるヨレヨレの男を演じている。でもカッコよかった。
「レオン」のジャン・レノみたいにヒロインを助けるのだが、ハリウッド作品のようにドラマチックでなく、ブラックコメディタッチなのがイタリアっぽい。
個人的にはタイトルは「鋼鉄ジークと呼ばれた男」とか、もう少し覚えやすいものにしていただきたかった。

追記: 改めて見直してみたら、ジンガロのキャラクターと俳優さんの演技も見ものだった。
サンタマリアが怪力で観覧車を回してあげるシーンはよかった。
足の小指は取れたまま? 気になる。
birichina

birichina