カイくんママのように、これを「異常」だとか「普通じゃない」だとか思う人がいるかもしれない。
でも私は、とんでもなく自然なこととして、綺麗な気持ちでこの作品を見ることができたし、全てのシーンが愛おしいと思えた。
それはきっと、リンコさんとマキオの心が綺麗だから。
そして、みんな上手だから。
男だとか女だとか関係なく、その人が魅力的だったら好きになるし、一緒にいて居心地いいなら、周りにどう思われようが一緒にいればいいし、そこに絆が生まれればそれはもう家族である。
自分の娘が一番かわいいから、娘を傷つける人は例え子どもであっても許さないと言い切ったリンコママのような人になりたい。
この作品に一つケチをつけるなら、リンコさんがいい女すぎること。もっとドロッとした人間臭さみたいな部分も見たかった。
劇中で、学生時代に吹奏楽で演奏した曲が流れて懐かしい気持ちになったけど、曲名が思い出せなくてモヤモヤしている。笑