Kaji

ドラゴン・タトゥーの女のKajiのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.6
中盤までリスベットとミカエルが直接出会わないので、いつ会うんだろうと思いつつ、富豪一家に起きた36年前の少女失踪事件のミステリー要素が面白かった。

写真の端っことか、色々ヒントを見つけては確かめていく結構地道な調査が続くけど、絵をつくっていくパズルのように段々と全要が見えていく演出がうまくて、「ゾディアック」や「セブン」「ゴーンガール」の監督だなと。

切ないラヴストーリーにスピンしたのには驚いたし、ルーニーマーラが光ってた。

献身の方法が愛情や気持ちの表現として伝わらないかんじが、切ないし、あのチェスをしてたおじさんが生きてて良かった。


ダニエル・クレイグは弱っちい感じが逆に知的で、大物の告発記事を描くジャーナリスト感あった。ムキムキだけど。猫とボンドという神ショットがなんか味わい深いというか。
多分、多分だけど、原作のミカエルのイメージはユアン・マクレガーやエイドリアン・ブロディみたいな人なのかな。
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