移民の歌カバー、オープニング💯!フィンチャーの画力とオープニングのかっこよさが加わりハリウッド版も良い。
スウェーデン版「ミレニアム」三部作は北欧の凍てつく冬の光景、しっとりしたトーンで重厚で良質なミステリーだった。
デヴィットフィンチャーさすが。舞台はそのままスウェーデン、言語が英語になったものの雰囲気はそのまま壊すことなく、画力が増した感じがした。
あと、この映画のもう一つの観どころといってもいい、オープニングクレジットのかっこよさ。
予告で聴いたときから「移民の歌」のカバーがかっこよかったけどオープニング映像超クーーーール!かっこええ!これだけでPVとして完成する!
監督によるとあれはリスベットの心の混乱・葛藤を表してるとか。
ナチス・女性蔑視・肉親との確執など小エピソードも見ごたえあり。
ネタバレの部分がほんの少しスウェーデン版&原作版と違う。どちらもよかったけどね。
ハリウッド版でダニエルクレイグ扮するミカエルは原作のイメージに近かったんじゃないかなあ?女にモテる男の設定だから。
リスベットは甲乙つけがたい。ただ本作の方が女の子な感じは出ていてマイルドになってたな。とくにあのラストシーン。
いやあ、よかった。
このリメイクをみたら2作目、3作目もリメイクしてほしくなるけどフィンチャーやらなかったね。