感染したメイクーモンの事件をきっかけにようやく物語が動き出しそうな感じ。
大人たちの事情と子供たちの不安が交錯して、どうも事態は良くなりそうにない。真相は光子朗くんがたどり着くでしょって、おい。
気になることを殴り聞きにいくのは、前までは太一役割だったけど、今回はヤマト。太一はまだ逃げてます。何かと気遣うヤマトが優しい。
感染をきっかけに見せるパタモンとタケルの絆だったり、空をいつも気遣うピヨモンだったり、タケルの異変にいち早く気づいて様子見に行くヤマトだったり、全体を常に気遣う空だったり、年長さんの丈先輩が光子朗をちゃんと叱っていたり、とようやく前までのみんなのポジションがしっくりくる映画だった。
最後を予感して、甘えるデジモンたちが可愛くて切ないです。名台詞、名シーン多かったな今回。(こんなおいしい映画なのに、太一が一番薄味だった)
あの冒険を一番大切に思ってるのってなんだかんだヤマトだったりするのかなあって思う。モノトリアムなりやすそうだよね、高石兄弟。
今回一番映画っぽかったなあ。まとまりがあって、泣き所もあって。
これがラストでもおかしくないぐらいだった。この後、蛇足になりそう。。