神様ですよね、この2人。
間違いないですよね。
いたんですね、神様って。
当然後半からずっと泣きながら観ましたし、なんかこんなに哀しいなら愛なんて最初からない方がいいんじゃないか、などと思ったり。
大事なものがあるほどいつか来る喪失の日の地獄度が増すじゃないか、と。
生きるってなんなんだろうと、中学生のように考えてしまった。
神様(主役の2人)はもちろんのこと、サブキャラたちも面白い。
ピカイチは飼い犬のゴンスン。
タダでもらってきたから名前はタダという意味の〝ゴンスン〟。
ひどくないですか。
ゴンスンはメスであり、牧師さんのとこのオス犬がゴンスンの彼氏。
会いたくなったら鎖で繋がれている自分の犬小屋(プラスチックの軽いやつ)を引きずりながら彼氏のとこまで会いにいく。
そして妊娠&出産。
ここにも愛の物語が。
あとは、殴り合いの喧嘩をする長女と長男。
「義理の親と暮らす苦労を知らないでしょ!」と切れる長女。
なんか突然現実に戻される印象的なシーン。
そして終幕、謝りながら号泣する長男。
はぁ、、とにかく大変に良い映画でございました。