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マンチェスター・バイ・ザ・シーのtakeboukiのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

このトラウマは一生かけても乗り越えられないだろう。死んだ方が楽と思えるほどの重い十字架。たとえ過失だとしても、「許す」と言われようとも吹っ切れるものではない。そうは言っても人生は続く。それを思って兄貴は後見人に指名したのだろうか。船がなくても、家具がなくても生きてはいけるが、あると人生は豊かになる。人との繋がりもそう。人生は自分に対して何も期待してはいない。自ら人生に対峙し、考え、どう行動するか。それでも主人公は元の生活に戻ってしまうのだが、まあそれも人生なのか。

パトリックがパニクって閉じこもった時、ドアをぶち破って入ってくる自分以上に異常なリーにドン引きしてるの笑った。
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