赤足

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツの赤足のレビュー・感想・評価

3.7
しがない52歳の営業マン"レイ・クロック"が2人のマクドナルド兄弟が経営するマクドナルドを世界一のファーストフード店に展開するまでを描いた。サクセスストーリー(実話)とヒューマンドラマ!

マクドナルドの創業者とされている"レイ・クロック"の自伝的な映画ではあるのだけれど、内容的にはマクドナルド創業物語といった方が正解のような…。 初期のイメージでは、ドキュメンタリー作品を想像してたけれど、ちゃんとしたストーリーと役者を使い描いてくれてて安心した。

話のテンポは良く前半は心地よく見れるが、後半は胸糞悪く、レイ役を演じたマイケル・キートンの演技はすごかった。お陰で途中からレイのことが本当に大嫌いになったが、彼の根気と信念はだけは本当に凄かった。
資本主義の非人間的な部分と社会主義で人道的ではあるがビジネスセンスはなく、その場に善も悪もなくまさに食うか食われるかの弱肉強食の世界は人間の闇であり、弱さが垣間見える人間ドラマは見てて気持ち良いものではないが、すごく興味深く印象的であった。

しかしレイには本当に、最後は痛い目にあってほしかったなと思わせられる映画だこれ!
赤足

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