スーパーサイズミーはマクドナルドのメニューや栄養面に焦点をあてた作品でしたが、こちらはいかにフランチャイズビジネスとして発展していったかを描いた物語。
システム化によってスピーディにハンバーガーを提供できる店を経営していたディック&マック兄弟と、売れないセールスマンのレイの出会いによってあのマクドナルドが全国に展開していく。兄弟の意思に反して驚異的なスピードで事業を拡大していくレイ。こういった企業の歴史を映画で知れるのは面白い。マイケルキートンも役にぴったりでした。兄弟としては、やりきれない気持ちもあるのだろうな…。だけどレイのやり方で今日のマクドナルドがこれだけ世界規模な広がりをみせ、我々も利用していると思うと一様に否定はできない…。観ていてなかなか複雑な気持ちになりました。粉のシェイクはやめてくれて良かった。そして三角チョコパイを作った人は天才だと思う。
