今年観た『女神の見えざる手』に続いてジェシカ・チャスティン今年の2本目。全然違う。あっちは超やり手のスーパーキャリアウーマンで、こっちは動物を愛する動物園を経営する優しく美しい女性。
ジェシカ・チャスティンの役の幅広さが伺える。監督も彼女の演技力に脱帽したとのこと。確かに力を感じる演技力。
ちなみに好みは前述のスーパーキャリアウーマン的強気キャラが好き笑
空爆による被害で動物たちが被害を受けたり、ナチスが平気で動物やユダヤ人を撃ち殺したりなど、思わず眉間に皺寄せながら観てしまうようなシーンが多々ある。
リアルかつ緊張感ある映像で、観てて引き込まれた。
1番嫌な気持ちにさせたのは、たまたま通りかかったユダヤ人の少女を2人の若いナチス兵が無理矢理路地裏に連れ行ってしまうシーン。
どうなるかは想像つくだろう。
主人公アントニーナの夫がそれを見てて、後の行動は「そうしたくなるわな」と思いました。
しかしこんな方法で300人ものユダヤ人を救ったのは凄すぎる。
杉原千畝や今作のアントニーナのユダヤ人救出作戦を観てて、確かにユダヤ人大虐殺という悲しいことを思いがちだが、こういう人種や国を越えて色んな形で救出しようとした人達が居たことも事実。
こういうのをもっと観てみたいと思いました。
そして見るたびにもう1つ思う、ナチスてクソだな。ということ。
まぁ…そういう事も忘れさせないため、2度と引き起こさないためでもありますわねこういう映画というのは。
思わず泣きました(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
良い映画でしたよ!^_^