たむランボー怒りの脱出

イレブン・ミニッツのたむランボー怒りの脱出のネタバレレビュー・内容・結末

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

様々な人物の「生」を多種多様なカメラを用いてあらゆる視点から見せる。
それぞれの「生」は交差したりしななったり。

クライマックスはビルの11階。
クライマックス=高い場所というある種の典型を踏襲しながら、めちゃくちゃアホなオチを見せてくれるのが良い。

クライマックスのテンションはアレックス・デ・ラ・イグレシアの映画に似ている部分がある。シニカルさも含めて。

冒頭の映像は何なのか気になっていたが、スコリモフスキのインタビュー読んで納得。
登場人物の「死後の生」らしい。
死んでもネット上には残り続ける「黒歴史」というか。