このレビューはネタバレを含みます
様々な人物の「生」を多種多様なカメラを用いてあらゆる視点から見せる。
それぞれの「生」は交差したりしななったり。
クライマックスはビルの11階。
クライマックス=高い場所というある種の典型を踏襲しながら、めちゃくちゃアホなオチを見せてくれるのが良い。
クライマックスのテンションはアレックス・デ・ラ・イグレシアの映画に似ている部分がある。シニカルさも含めて。
冒頭の映像は何なのか気になっていたが、スコリモフスキのインタビュー読んで納得。
登場人物の「死後の生」らしい。
死んでもネット上には残り続ける「黒歴史」というか。