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デッドプール2のmanamiのレビュー・感想・評価

デッドプール2(2018年製作の映画)
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今作もきっちりふざけてるねー。よくもまあこんなに次から次へとふざけ続けられるもんだわ。ふざけるということに懸ける情熱がひしひしと伝わってくるよ。
前作同様、第四の壁をひょいっと越えてくるメタ目線、そしてあっちこっちの映画をいじったりパロったり。アメコミものとアナ雪のネタが多めな印象。
大好きなグーニーズがネタにされてて、なんだか嬉しい。嬉しいよ、嬉しいんだけどさ、でもフツー分からないよね、一定年齢以下の層にはさ。他の小ネタもそういうの多くて、それをやっちゃうのがデップーなんだろうな。細かいほど、マニアックなほど、気付けると嬉しくなれる。
でもでもでも!ホークアイはかっこいいと思うよ、私は!
私が特に笑ったのはデッドプールが最強鬼ヤバチームを作るときの「10年〇〇出られる」と、バニッシャーの最期。なんで出ようと思ったんだ、最高だな。
変態仮面な一撃をお見舞いしてきた「俺ちゃん」から親友などと呼ばれてもキレないなんてイイ奴だな、「サノス」。忽那汐里演じるユキオがめちゃくちゃ可愛くて、しかもちゃんと見せ場もあるのが凄い。
あと私も「さいごに一言」言わせてもらうと、『Annie』の『Tomorrow』は名曲。

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以下、追記。

相変わらず「ローガン大好きだな!」なデップー。パパになりたかったのに、身も心も木っ端微塵からの、ヒーロー見習い、かと思えば囚人になって…と、目まぐるしい環境の変化ね。五月病になんてなってる暇もなさそう。
ヒーローなんて柄じゃないからって固辞してたくせにオリジナルチーム作りにはけっこう乗り気なの、なんだかんだで可愛いな。X-MENってチーム名は性差別的だからXフォースって名乗ろうとかさ、普通に張り切っちゃってるよね。さては意外と仕切り屋なのか?
で、集められた新たな面々。強風のせいで計画変更を余儀なくされる中、ドミノの「運がいい」って、確かにものすごく価値のある能力な気がしてくる。護送車に乗り込むまでとかシンプルにかっこいいし。
ウェイドの、あんなに下品なのにあんなに面白いギャグを言える才能も、ちょっと羨ましい。実はそうとうな腕がいるよなぁ。
音楽でもかっこよさと笑いの両方を炸裂させてくるのも、前作同様。選曲にもタイミングにも、感心させられつつ、笑わせてもらえる。
ようやくシリーズ再鑑賞は終了したから、いよいよ初鑑賞フェーズに突入だ、楽しみ〜。

2025-61
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