「あの店はまずくてダメだ」
これといって……うん。
なんかもうちょいグッとくる映画かと思ってましたが、あまり感情移入とかしないまま終わってしまいました。
フィッシュマンであるパクくんのパーソナリティがあまり感じとれなくて、
パクくん自身はどうしたいのか、
父親のことをどう思ってるのか、
ヒロインの子のことをどう思ってるのか、
等々がわからないので、
何故あそこで車を降りなかったのか…とか、納得しづらいところが多々ありました。
常に無言の被害者でした。
夢を語るシーンはグッときましたが、それに至るまでにパクくんに感情移入してたら、もっと感動したし、その後のある行動も衝撃さを増す気がします。
お父さんもぶっちゃけよくわからなかったですし。
主人公の記者ワナビーの彼のことしかほぼ内面は描かれなかったような気がします。
ヒロインの子の着地は、前半の父親の腹立つ発言と繋がっていて、軽く不快感を覚えました。
あまりハラハラドキドキもなく
全体的にちょっぴり退屈でした。
ドキュメンタリー作ってるなら、どうせなら全編フェイクドキュメンタリー風にすれば、また色んな味わいが出てきたかもしれません。