にっきい

クロムスカルのにっきいのレビュー・感想・評価

クロムスカル(2009年製作の映画)
2.0
そろそろTOCANAと決別しないと。

クソみたいなホラーばかりを買い漁って日本で公開してるTOCANAの新作。
たまに面白いのがあるからつい観てしまう。

ナンバープレートを"CHROMESKULL"にするって、どんだけ自分好きやねん!?って話し。
原題は全然違うのにどこから邦題付けたんやろ?と思ってたら、そう言う事か。
と言っても劇中で文字が読めるほどはっきりナンバー映らないので、字幕で"クロムスカル"と出てるだけかも知れませんが。
この犯人、あちこちで女性を攫って来ては殺し、その一部始終をビデオに記録してるサイコパス。
てっきり今流行りの殺人を配信してバズりたいYouTuber系の話しかと思ってたら、GoProではなくビデオカメラだし、ノキアのガラケーだし、PCのモニターは液晶やなくCRTだし、一体いつの時代の設定?
設定が古いんじゃなく映画自体が2009年製作。
こんな古いのを新作として公開しちゃうのは流石TOCANA。
連続殺人鬼なのに劇中狙われる女性は1人だけ。
後は殺された女性の屍体がごろごろ転がってるだけ。
ヒロインが逃げる先々で助けた人たちが巻き込まれる系。
このヒロインが攫われた時のショックで記憶なくしてて、それなら大人しくしてれば良いのに、勝手にあっちにいったりこっちにいったり、で周りは大迷惑。
と言うかアホなヒロインが逃げ延びて周りが殺されるから可哀想。
なんでこんな美人でもない初めてあったおばさんを、皆んなは信じて助けようとするのか意味不明。
お前のせいやからお前が死ね!ってなる。
犯人が誰なのか?
動機はなんなのか?
何故葬儀屋の主人が犯人に倉庫を貸していたのか?
その辺が全然語られない。
せっかくグロはそこそこ頑張ってたのに、脚本が壊滅的に酷過ぎてめちゃくちゃ退屈。
唯一「おおっ!」ってなったのは、なんでも溶かす瞬間接着剤で顔面がトロけるシーンのみ。

いつもは電車で出掛けるんですが、この日は事情があって車で出掛けたんです。
みなみ会館のいつも置いてるコインパーキングに行くと満車。
そのすぐ近くのパーキングも満車。
上映時間は迫ってくるし「どうしよう?」と思いながら車で走っていると空きをみつけたんですが、めっちゃ狭くて4〜5回切り返さないと入れないような所でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年5月13日
鑑賞回:19:45〜21:20
劇場名:みなみ会館
座席情報:1F/スクリーン1 H-14
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:90分
備考:ポイントで鑑賞(¥0)
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