ちろる

ニューヨーク、愛を探してのちろるのレビュー・感想・評価

ニューヨーク、愛を探して(2016年製作の映画)
3.5
世界中の母親と娘たちへ向けたメッセージ。

大都会ニューヨークに住む人々だから、そこにある家族の形も様々。
一見普通の親子関係に見える人たちでも大きな秘密を抱えている。

愛しているから言い出せないし、本当の気持ちを隠してしまう。

でもでもでも、人生は案外短い!
拗ねてたり、意地張ってる間に後悔する事だってあるんだもん。

生きてたら「なんで生きてるんだろう?」って苦しくなったりすることは一度や二度はあるけど、そんな辛い想いも生きてなきゃ味わえないから、何がともあれお母さん、生んでくれてありがとう!
そういつだって感謝しなきゃなんだな。
そんなことを思い起こさせてくれた優しい群像劇。
若干登場人物多すぎて、切ない気分になってもすぐに次のシーンに行っちゃって、誰に感情移入して良いのか分かんなかったけど、
「母にとってのいい娘になりたい!」
って娘たちの想いがいくつもあってそこには共感できた。
時には姉妹のように、時には親友のような、そんな存在でいてくれる特別な存在。
そんな母親にまた近々会いたくなってしまいました。
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