ナオフェッサーX

ブレードランナー 2049のナオフェッサーXのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.8
ブレードランナーは鑑賞済みですが、ライアン・ゴズリングとハリソン・フォードが見れたらいいかなぁくらいの軽い気持ちで劇場に行ってきました。

更に廃れた未来2049年の世界観はお見事。
近未来のネールアートが進化しているようで、全く進化してなくて笑えました。

哀しみがいっぱいのライアン・ゴズリングがセクシー。
たとえバーチャルでもあんな顔良し、スタイル良し、性格良しの可愛いジョイみたいな彼女がいたら、私だったらもう人間愛せないかも。笑
ラヴの上段回し蹴りに見とれ、ジョイの天使っぷりにやられました。
そして、ジャレッド・レトはなんでもできる!

近くに座っていた老夫婦が、どうやらハリソン・フォードのファンだったらしく、ハリソンさんが登場すると、「あーもう、やっと出たよー!」とため息交じりの声を出していました。ハリソンさん、ヤットデタマン扱い。
私もスターウォーズ並みに引っ張るねぇと思ってたんです。しかも、途中でフォースの覚醒と錯覚するような感覚に陥りました。根暗なフォースの覚醒みたい。

劇場で集中して世界観に浸れたので良かったです。
近くに座っていた老夫婦は「長すぎるわー」と言っていたし、劇場出るときに他の人は「意味がわからない。」と言っていた事から、せめてやっぱり前作は鑑賞して、ブレードランナーとレプリカント、デッカードとレイチェルの関係ぐらいは頭に入れてなければしんどいかもと思います。

レプリカントと人間の差を頭の中でぐるぐる考えたりと、なかなか良い時間を過ごせました。何より、哀しみを背負ったライアン・ゴズリングって本当に良いものでした。笑