主人公のボビー演じるジェシー・アイゼンバーグはウディ・アレン作品初登場の割には、早口で多くのセリフを熟すにはピッタリで良くハマっていたと思う。このボビーが2人のヴェロニカとラブロマンスを繰り広げる物語。
クリステン・スチュワートとブレイク・ライヴリーは2人ともメチャ綺麗に映っていたが、ブレイク・ライヴリーの方がやや素敵にも観えたし、彼女との物語が短く対比がし難いように思った。ラストでララランドにも似た余韻を残そうとしたシーンは、やや蛇足のような何が言いたいのか分り難い印象だった。
1930年代のアメリカを描いたレトロな映像とBGMの軽めのジャズをマッチングした完璧な世界観にはけっこう感激したのだけど・・・・。