このレビューはネタバレを含みます
午後8時に診療所に鳴り響いたベル、あの時扉を開けていれば……後悔と罪悪感から、亡くなった少女について聞き込みをはじめる女医ジェニーが、徐々に事件に巻き込まれていくサスペンス。緊張の糸が途切れない演出はさすがダルデンヌ。移民や売春の問題に留まらず、ドラッグ、警察の無能さ、家庭内での嫉妬、自分より優秀な女性にヘイトをぶつける男性などなど、シンプルなプロットなのに要素盛りだくさんで見応えがあった。しかしなんで男性ってすぐ怒鳴るんでしょうか…
あとあの診療所は早く階段をスロープにすべき