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愛を綴る女のNYのレビュー・感想・評価

愛を綴る女(2016年製作の映画)
3.4
filmarksの試写会に応募したら当たってしまいました〜

マリオン、かなり行っちゃってます、のっけからラストまで…

途中から堀辰雄の「風立ちぬ」みたいな空気になってくるので、あゝ純愛物なのかなぁ?と思いきや、まさかそう来ますか!

基本的には、狂気と孤独の対立軸を巡る物語なのだが、あちらが超越したのは自分としてはかなり納得。(勝ち敗けとか、優位とかの話では無いですが)

あと、冷淡なガブリエルの母親があの有象無象の季節労働者の中から、娘の相手にジョセを見いだした眼力には、驚嘆。はっきり描写されていないけど、妹が恋愛結婚だとしたら、尚更神がかり的。

ジョセ、凄い男だよね。裸一貫からあそこまで…たいがいの異性は惚れるだろー。
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