1984年の製作です。
民主化獲得が1987年ですから、まだチョン・ドゥファンの軍事政権下です。
政権は民衆のガス抜き目的で映画制作を促進していて、同時にテレビの普及期でもありました。すると自ずとコンテンツははエロ傾向。どの国もね。
時代的には日本で言う日活ロマンポルノでありATGという感じかな。
名作「桑の葉」も1985年でした。
桑の葉主演のイ・ミスクさん（「造られた殺人」「アメノナカノ青空」他多数出演）と並んでたくさん出ていたイ・ボヒさんが今作の主演です。

途中パンソリと弦楽四重奏が交互に出てきます。モンタージュのような効果を狙ったのでしょうか？あまりに噛み合っていない・・笑

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マスターの問題なのか、のっけからノイズが酷いですねー。
絶えずプツプツ鳴っています。

撮影的には2010年以降の秀逸なそれではないのは一目瞭然。
カメラ位置、サイズ、動きどれをとってもまさしく昭和日本です。

ストーリー的には不条理イタリア映画のようなそれ。
家庭環境に事情を抱えた女性のトラウマによる妙な癖がドラマを引っ張ります。笑

癖の出現時はテレビ朝日の土曜ワイド劇場のような音楽ww

<625>

• #韓国^_^

一応ストーリーはあるものの雰囲気重視な作品だった。セリフをなるべく少なくした『馬鹿宣言』×エロみたいな映画。
雨の中、男にレイプされるシーンのセットの無機質感＋猛烈な雨は良かった。ヨガ教室のカラフル衣装とタモリ倶楽部のようなショットもいい。後半はあんまり面白くないし、アン・ソンギはまたもや眼鏡姿のピュアな役で登場。外国人が膝を舐めるショットや集団レイプを示唆するショット等工夫は色んなとこに見られたのでまあまあ楽しめた。

• #2021_kankan_boy
• #KMDB_MM

タイトルからしても工夫しているのはよくわかる（原題、英題も共通のよう）。それはもちろん検閲以外にも。ストーリーがファジーなのとショットは好感。

何度も映る膝については脚、細っ！と思った。