この作品を観て感じたことはいろいろで‥
人と人の思いやりは、とっても温かい、手を
差し伸べてくれた人をずっと忘れずに大事に
思いたいってこと。
いろいろな環境の変化のなかでも手を差し伸
べてくれた人、知らんぷりの人‥
いろいろな人の中で生き、働いている。
誰が悪いってことはない、すべて自分の捉え
方でいくらでも生きやすくなるんだと思う。
そうならなきゃって自身に言い聞かせる日々
があって‥。
作品では、
心臓が悪いために働けないダニエル、行政の
対応はマニュアルどおりで融通が利かない、
オンラインで合理化された片隅にある不便性
が虚しい。
シングルマザーのケイティと二人の子供たち。
子供たちが素直で母親の苦労を間近で見て
子供なりにおねだりもしない、ママを助けた
いと思う優しさが健気で愛おしい。
母親にとって物欲や食欲を我慢するのは子供
のためならば悲しみでもなんでもない。
けど、度を過ぎれば壊れてしまう。
母親だって人間だから。
そんな時に助けてくれるのは行政でなければな
らないはずだ。
その傍ら世間にはびこる不正受給もあとをたた
ない、偽善者が涼しい顔できる世の中にだけは
なったらダメだと思います。