たまこ

ラビング 愛という名前のふたりのたまこのレビュー・感想・評価

2.0
知恵も知性も欲も自我もない、「いい人」としか形容のしようがない人が、私は苦手です。

これは、そんな「いい人」夫婦のお話。

人種差別が常識だった時代に結婚し、結果的に異人種間結婚禁止法を撤廃させるに至った、白人夫と黒人妻の「いい人」夫婦の愛の物語。

時代を動かした重大裁判にではなく、ただただひたすら「いい人」な2人の愛にのみにフォーカスしてるため、大した盛り上がりも盛り下がりもなく。。。
意識が甘く、知識欲もなく、どこまでも田舎っぺな2人の狭い世界観を押し付けられた2時間、正直退屈でした。

実話に忠実に作られてるんだとは思う。
本当に深く愛し合った「いい人」達だったんだとも思う。
でも、映画なんだから。
もっとドラマ性を持たせてうまく脚色してほしかった。
たまこ

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