ユリヤはやりたいことが定まらず、常に思いつきで行動して来た。30歳を迎え、漫画家として成功している恋人アクセルのトロフィーワイフにはなれないと思っていた折、アイヴィンと出会う。
私も飽きっぽくすぐ新しいものに目移りするタイプであるので、ユリヤには共感するところもある。
でも決定的に違うのは、若い時に歯を食いしばって頑張ったことかな。
自分が地に足を着けていない状態で誰かの奥さんになるなんて、考えられなかった。
もし20代の頃、努力を捨てて恋愛をfirst priorityにしていたら、私もユリヤになってただろうなと考えながら観ていた。
何かを成し遂げている恋人を見て何者でもない自分が嫌になってる時に、
別の恋愛でその心の穴を埋めようとしてもダメだよ。いずれその穴はまた顕在化してくるよ。
そう思っていたら、やっぱりな展開に。
何者かになりたいなら、
どこかで踏ん張らなきゃ。
つまらないことでも、その先の世界を想像してやり続けなきゃ。
結末は納得だったし見入ってしまう展開だったが、何だろう、モヤモヤが残る。
がんばれユリヤ。
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