デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセは娘のアウネスと共にイタリア旅行中、オランダ人家族と会う。旅行後、彼らの家に招待されたビャアン一家は週末をその一家と共に過ごすためオランダへ向かう。
人間関係において、違和感を抱くことって多々あると思うんですよ。
それがちょっとした食の好みの違いとかなら別に問題にはならないんですが、こちらが耐えられなくなるくらいの一線を軽々越えて来るとてつもなく不快な人って時々いますよね。
例えば、
会って間もないのにボディタッチしてくるとか性的な話題振って来るとか
食べ方が異常に汚いとか
水回りが超不潔とか
不自由感じるレベルのドケチとか
価値観を一方的に押し付けて来るとか
酔って暴言吐くとかモノ壊すとか
平気で嘘を重ねるとか
こういった類の「違和感」を越えた「胸騒ぎ」を、このデンマーク人夫婦はオランダ人夫婦に対して積み重ねていくわけです。
遠慮がちな日本人としてはかなり共感できる部分がある。お家に招待されてたらなおのこと言いづらい。だって一個や二個「?」があったからって、悪い人じゃないし、とか自分に言い聞かせちゃうもん。それがあまり続いたら当然縁切るけど、ほぼ初対面だったら…。
これだけなら人間関係あるあるなんですが、本作の場合「?」な「胸騒ぎ」の行きつく先は最恐ホラー。
前半をテーマにコメディにしたらもっと面白そうなんだけどな。
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