武智鉄二や鈴木清順、実相寺昭雄も舌をまく官能美。
お嬢さん・秀子と侍女・珠子(スッキ)の女優さん、キム・キム・コンビが異なるタイプでそれぞれ素敵。
キム・テリは所謂アイドル顔で可愛い。キム・ミニは顔の造作以上に匂い立つような美しさがある。
それだけでも満足だったが秀子の幼少期の子役がまたまた可愛いくて・・・4文字!
とにかく絵が綺麗。
豪邸、庭、景色の美しさから繋がるからこそなのか、視覚からくる百合シーンからは馨しい匂いまでが感じられたぞ。
「イノセント・ガーデン」のような懲りすぎた絵作りは影を潜め、こなれた感じで好感。
エロ度はかなり高いけど欲情的ではない。
三部構成
二部行以降の種明かしがどれもこれも見事。
スッキが純なだけに”焚書坑エロ”(?)シーンは爽快。
作男の詐欺師・藤原伯爵はカタコト日本語の嫌味な奴なので初夜の種明かしが良かった。
ユーモアもとても自然で笑いが起こる。
叔父のド変態ぶりも楽しむべき要素として優れキャラだけれど、確かにああいう役は若い俳優さんでは難しいですね。
お嬢さまのビンタに痺れます。