紅孔雀

お嬢さんの紅孔雀のレビュー・感想・評価

お嬢さん(2016年製作の映画)
3.0
鬼才パク・チャヌク監督、実はちょっと苦手で、映像美、エロス、さらにその変態性(!)も含め独特の才能の持ち主と思うんですが、もうひとつその世界に入り込めません。それで、信頼するレビューワーさん達が殆ど高評価の本作も、さほど点数が伸びない結果となりました。理由は(自分でもよく分からないのですが)監督が自らの趣味に淫していて、その分、説得力に欠けるからでしょうかねぇ。
舌足らずのレビューですいません。お詫びに紹介したいのが、TakaCineさんの名評。お嬢様役のキム・ミニが“昔の松嶋菜々子みたい”という卓抜な指摘も含め、過不足なく本作を語っている素晴らしいレビューです。是非ご一読を。
PS : 原作がサラ・ウォーターズ『荊の城』というのも驚き。確か、2005年「このミス」1位の話題作でした。ストーリーが意外とシッカリしていたのは、そのお蔭もあるのかな、と思いました。
紅孔雀

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