第二次世界大戦下のカサブランカ。ある作戦を通じて出逢った異国同士の2人。カナダの軍人、マックス(ブラッド・ピット)と諜報員、マリアンヌ(マリオン・コティヤール)
互いに惹かれ合い結婚したが、妻マリアンヌに、ドイツのスパイである疑惑が持ち上がり…。
ここまでは、予告編で事前に分かっていましたよね?
で、本作を観てみた結果。マリアンヌのスパイ容疑が持ち上がるまでは、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの魅力もあって、とても面白いのですが、そこから先の展開に意外性や面白味が全くなく、淡々として有りがちで、何の工夫もない、あっさりした印象で終わってしまいました。これでは正直、娯楽として物足りないです。
二大ハリウッド・スターの競演は、とても華があって魅力的だっただけに、展開のひねり不足がとても残念です。
ましてや、監督はゼメキスなのだから、やっぱり期待しますよね。ドクが、実はマーティからの手紙を読んでいたレベルの、サプライズとワクワクを用意してくれても良かったと思います。