10年後の香港がどう変わっていくかを予見して描いた新世代の監督たちの5編オムニバス。
低予算のインディペンデント作品ながら奇跡のヒットとなったらしい。
雨傘運動の後に香港人が抱えていた憂鬱をこの映画が受け止めたということだろうか。
一国二制度とはいえ中央政府の締め付けが日に日に強まり、自由への危機感がここまで高まっているのだね。
2025年の香港、他国のことと思えぬディストピア感に打ちのめされる、いまここにいる私。
一作目の『エキストラ』
テロ危機感を煽って政府の支持率上げようと画策するって、なんだか既視感あるわ。