シリーズの三作目だがパワーダウン。
良かった点。
・泥沼にハマる人がよく分かる
・胡散臭いカリスマ的な天生翔
悪かった点。
・ウシジマくんの存在が空気
・盛り上がりがほぼない展開
・登場人物の大半が素人演技
本作はシリーズ三作目になってパワーダウン。
テレビドラマのスペシャルと言われてもいい。
それぐらい劇場版にする意味がまったくない。
まず、肝心のウシジマくんたちの活躍がほぼない。
債務者となる登場人物の共通点というだけの存在。
それ以外は特に何かを裏でやるワケではないです。
だからウシジマくんたちの存在が空気になる。
社長なんて単なる象徴とかしてしまっている。
ただ、最後はおいしいところ取りをしますが。
全体的に盛り上がりに欠ける展開です。
まるでテレビドラマのような感じです。
だから劇場版では物足りなく感じます。
そもそもウシジマくんたちにとって単なる債務者。
いつも行っている融資と何ら変わらない風景です。
特別な事が起きないので、全体的に地味すぎます。
だからテレビドラマのような印象を持ってしまう。
やはり、ウシジマくんに直接関係ない物語は退屈。
何をやってもシリーズの主人公には無関係な物語。
ウシジマくんが関わるから物語が面白くなります。
本作にはそれがないという致命的なところがある。
そうなってくると、完結編の繋ぎに感じてしまいます。
これで次回作に伏線を残せないなら、本作に意味なし。
ますます本作の意味合いを疑ってしまう事になります。
次回作でシリーズが完結するので期待はしてみる。