おいしい恐怖をいただこう──。
ビックリするほど怖くなかった笑。
テレビシリーズのペニーワイズは気味が悪かったけど、本作のペニーワイズはヨーロピアンテイストの服で長身、オレンジ色の髪だってキマってる。やってることは、ハリポタのまね妖怪ボガートの進化系。ジャンプして飛び出して来るとこなんて、なんだか愛らしさすら感じてしまう。なんたって演じてるのがビル・スカルスガルドなんだもの。
スカルスガルドは両目を自在に動かせるそうで、片方の目では子どもを見ているのに、もう片方の目がこっちを向いていて目が合うのはちょっと不思議でした。
ホラーというより、町に伝わる奇妙な伝説と怖い妄想に取り憑かれてしまった少年たちのひと夏の青春って感じです。これを機に絆が深まって、いい話!
紙の船にワックスを塗っているビルの肩に腕を回して見ているジョージーが可愛くて、このシーンが大好き。太っちょのベンも可愛くてお気に入りです。続編ではどんな大人に成長しているのか楽しみ。
欧米のキッズが血の誓いをするシーンを結構目にするんですけど、映画の中だけよねとちょっと心配になりました。