ASHITAKAAkino

LOGAN ローガンのASHITAKAAkinoのネタバレレビュー・内容・結末

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


卑怯な嘘つきめ  俺が? (『Shane』)

放っとけ誰か来るさ  我々が助ける


2024年映画35本目

現代の西部劇。
ヒーロー映画全般、特にフェイズ2以降のMCUも正に西部劇だったけど、今作もその趣きが強い。『Shane』からの引用というか、台詞だけでなくその魂を媒介にしているかのように作品に内在しているので意識的。
そもそもマンゴールドの作品で1番好きなのは『Kate & Leopold』でこれもヒュー・ジャックマン。でも本作は男女の関係ではなく、親子の関係(その構築まで)になる。
割と容赦なくバッサバッサと殺していく描写は好き。子どもにもやらせているのは振り切っていて良い、と捉えるべきか否かは何とも。
プロットは定石通り、間違った選択を取り続ける主人公が最後に正しい選択を選ぶ。豊富なアクションよりもキャラクターの変化や成長が魅力のように感じました。
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