IMDBでスコア8.3!?（今現在294092人が評価しての平均なので信用できます）
高スコアですね...まじですか。自分、アメリカ人と感性ずれてるみたいです。
予告やポスターのイメージでもうわかっていると思いますが、今までもマーヴェル映画とは毛色が違いますよ。思っている以上に違います。
もともとX-MENシリーズは他よりシリアス路線だというのは明らかだが、デッドプールの件があったのである程度はコメディも入れつつのドラマ仕立てだと思い込んでいました。
はっきり言って退屈です！
今時の映画は～ってブツブツ言ってそうな堅物ジジイ監督が撮ったのかなって感じ。
スピンオフだから出来た思い切った路線です。ウェスタン映画の雰囲気と音楽をまぜたジジイと子供のロードムービー。クラシックといえば響きはいいですが、新しさが無いです。
たとえば女の子はThe Last of Usのエリー、もしくはエイリアン２のニュートのように、緊迫した場面でも冗談を言えるような、陽気な子だったらぜんぜんマシだったのでは？誰もアイスブレーカーがいないので常にピリピリしてます。かろうじてプロフェッサーがユーモアを挿しますが、それが痛い。だってもうボケてるんですよ！
「こんなX-men見たくなかった」をことごとく映像化した感じです。
ローガンにもイライラしてしまいます。心の闇が深すぎていつまでたっても子供よりも子供みたい、これにどうやって感情移入しろと？ジーンと若かりしプロフェッサーがいなければただの獣でしたね。溜まってるのかな笑
あとはネタバレになるので詳しくは書きませんが、敵が「えっっ？」て感じです。
ローガンと女の子は能力が同じでそれだけでも被っているのに...まじでえっっっ？て感じです。バラエティのある能力バトルがX-menの面白さの核では？見せ場が見せ場じゃない...もう何度も何度も見た戦いだ。
デッドプールの成功から今作もR指定にしたのかもしれない。今までグレーにしていたウルヴァリンの戦い＝殺しをはっきり見れるのはある意味痛快でグロ気持ちい。そこは文句なしに楽しめました笑
IMDBで評価されているのを見ると、この原点回帰的な、クラシックロードムービーにしたのはアメリカ人にとっては新鮮だったようです。日本でも大河ドラマが一定の視聴率を保つように、クラシックで、ウェスタンな映画はみんな好きなのでしょうか。
あと、ヒュージャックマン最後というのも重いケツを持ち上げた要因なのは間違いないでしょう。
最後のエクストラフィルム（隠し映像）はありません。何考えてんの！？なーんでもいいから付けたらいいのに。ウルヴァリンの物語は終わりって強調したかったのですかね。どうせ復活するでしょ。
