このレビューはネタバレを含みます
今までアメコミ映画幾らか見てきたけどやっぱりX-MENシリーズが一番好きだな〜と実感できる作品でした。Xmenシリーズってアクションだけじゃなくって人種問題とかマイノリティ差別に対するアンチテーゼが含まれてたけど本作は1人の男の話って感じでした。本作でヒュージャックマンがウルヴァリン役をやめるらしいので卒業作に相応しい作品だなと思いました。
ローラの最初の戦闘シーン、銃声だけ聞こえてから姿を現して無双したので本当にカッコよかった。ちょっと涙でた。キック・アスのヒットガールを思い出した。
コミック見てローガンが「実際あったことを元にしてるけどこれは嘘っぱちだ」って言っててなんかデッドプール思い出した。
チャールズとは仲良く映画見たりしてるのにローガンには冷たい態度なローラを見て優しいお母さんとは仲良くするのに怖いお父さんとは仲良くない子供って感じで可愛かった。
途中で泊めてくれた家族が惨殺されたのはちょっと予想してたけど心が痛んだ。
エデンでローガンが「俺が愛した人はみんな不幸せになる」みたいに言ったとき前作のジーンのこととか思い出して思わず涙しました。本作でローラは生き残ったけどローガンが亡くなってしまったから「みんな不幸せになる」は合ってるのかな、でもローガンの死を乗り越えてローラが成長できるのなら幸せなのかな？と思った。これからミュータントとして生きて行くローラだけどローガンがそうしてきたようにたくさんの仲間が亡くなっていくから強く耐えてほしい。
個人的に興奮したのはキッズミュータント達の能力見て「あっ！過去作に出てきたあのキャラの遺伝子持ってる子なのかな？」とか考えられたこと。リーダー格の男の子、多分マグニートの子供なんだな〜と思ってテンションが上がった。家にウルヴァリンサムライのときもらった日本刀が飾ってあったところもテンション上がった。
アメコミ映画ってよりヒューマンドラマのようだった。居眠りするローガンを母のように見つめるローラの顔が印象的。
