せびたん

バイバイマンのせびたんのレビュー・感想・評価

バイバイマン(2016年製作の映画)
2.8
室内の装飾?美術?がどこの家もレトロないい感じでした。全体的に映像がきれいなシーンが多かったし、オープニングの虐殺シーンもなかなかよかったです。そこからの展開はしばらく退屈などうでもいいシーンが続きまして、昔の映画ならこんなのは1ターンか2ターンの会話で説明しちゃうのに今は絵にするんだなって思いながら音声を日本語に切り替えて流し見することに決めました。

95分という短めの尺とはいえこの内容の薄さはやっぱ演出的に引っ張るタイプの怖さの映画だからでしょうか。引っ張るタイプの演出は尺の水増しにちょうどいいんだな、ということがよく分かりました。

みてる間はそこそこ怖い(というかやたら引っ張られるのでストレス感じる)のに見終わったときには何も残らないという点が爽快でもあり虚しくもあり。けど考えるな言うなというフレーズは好きでした。どっかで使いたいけどたぶん誰も分かってくれないはず。笑

とりあえずハイハイマン(←なんかお約束みたいなんで…笑)というキャラが犬付きでお披露目されたわけでして、かなり先の展開までもう決まっているっぽい雰囲気あるけどどこまで当たるんでしょうね、という感じでしょうか。個人的には伏線まき散らして放置して回収は次作でやるから!みたいなこういう映画は流行らないでほしいです。こんなのが流行るようならもう昔の映画とB級しか観ないですっ。まあ今もそうだけど。笑
せびたん

せびたん