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Every Dayのはのレビュー・感想・評価

Every Day(2016年製作の映画)
1.7
出だしでなんかこれ泣かされそうだなあ、嫌だなあと思いながら観たけど…
わたしとてさまざまな別れを経験してきていますので、自分の記憶と絡め、情景的に泣けそうな場面は沢山ありましたが、それだけで終わってしまいました。

恋人が意識を失い、生死の境をさまよっている主人公に対して、見えている恋人が妄想だとか美化してるとか言ってくる友人がまず理解不能でした。
昨日の今日恋人が事故にあった友人がそういうことを言いだしたら、心配こそすれ説教しようなんて発想生まれますかね?
その後の友人達の会話も、知人が昏睡状態になったことより、主人公の考えの批判的な感じで意味がわからない。
友人の恋人が昏睡状態になってるのに、それに関連付けた話で「死ぬんだよ?いつかは」と口にできるとかどれだけのサイコパスなんだ。
もっというと、その状況で飲みに行ける主人公も理解ができない。
事故があって次の日ですよ?
普通の感覚なら付きっ切りでいませんか?

その状況の主人公に好意をぶつけてくる同僚女性も理解不能。
死んで数ヶ月とかならまだ理解できますが、恋人も同じ社内に居たっぽく面識ありそうなのに、不謹慎を超えて異常じゃないですか?
その他のあらゆる点で主人公に対する周りの行動が自分の理解を超えていて、話の流れが見てて整理できなかった。

純粋に心配してたのが父親だけで、他の登場人物全員が、恋人を心配すらしていない雰囲気なのはどういうことなんだろう?

主人公の恋人を疎んでいるような言動も理解できず、どちらかといえば死んで欲しいように見えた。
なんか考えれば考えるほど全てが異常。

一個前に観た映画は低評価が理解できなかったけど、これは高評価が理解できないパターンだわ。
なんなのこれ。
他のみんなとは自分の観たものが違うのかと不安になってくる。
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