シトリン

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールのシトリンのレビュー・感想・評価

3.4
タイトルの奥田民生を見てしまうと奥田民生に詳しくないひとは観れない気がするけど、全く気にしなくていい映画。

主人公コーロキは勿論、奥田民生の大ファンなのだが、もう好きな女の子出来たら一直線。
その女の子のあかりが周りの男たちを狂わせているのをコメディに描いている。

コーロキのひたすら会いたい会いたいが少々怖くもあり可愛いのだが、あんなふうに恋愛に左右される男には仕事は任せられないという突っ込み。

最後、あかりを取り合う3人の戦いがシュール。
水原希子から魔性だけど薄っぺらいモデルの雰囲気がよく出てた。

天海祐希の出番の少なさに驚き。
安藤サクラはこういう役の方がハマる。

ところでオシャレ雑誌編集社って本当にあんな感じなんだろうか。オシャレ前提みたいな空気に息が詰まりそう。