はる

ハイジ アルプスの物語のはるのレビュー・感想・評価

ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)
4.0
特に期待していなかったのに、子供の頃に見たハイジの物語とほぼほぼ同じで、時間を忘れて見入ってしまいました。
違いはヨーゼフ(セントバーナード犬)がいないのと、ロッテンマイヤーさんが若くて美人な事くらい。
ストーリーを知ってるのにすごく面白かったです。
涼しげなアルプスの山でトロリとろけるチーズを食べてるハイジに元気をもらいました。

そう言えば、子供の頃の私はハイジとおじいさんの関係とか、なぜハイジがクララの家に行ったのか、細かい部分を知らずに見ていました。
今回はその辺も踏まえて懐かしい物語に没頭しました。

主要人物の背景はこんな感じでした↓

ハイジは両親を亡くしてから5年間を母方の叔母に育てられました。
生活が苦しくなった叔母は8歳になったハイジを彼女の父方の祖父に預けます。
どうやらハイジの父親は、頑固なおじいさんと喧嘩をして家を出たっぽいです。
突然連れてこられた幼い孫に困惑したおじいさんは、ハイジを施設に預けようと村の牧師に頼みに行きますが、かわいいハイジを見てすぐに情が移ります。ハイジの椅子をこしらえて二人仲良く暮らし始めるのでした。

ところが、ハイジを捨てた叔母がある日突然山にやってきます。フランクフルトに住むお金持ちの貿易商ゼーゼマンが、娘クララのために同年代の女の子を探していると聞きつけ、ハイジを紹介して報酬をせしめようと企んだのでした。

ゼーゼマンが指定した条件は、「甘やかされていない純真なスイス人」 ハイジにピッタリだったんですね。
叔母はおじいさんの許可も得ず強引にハイジをフランクフルトに連れて行きました。

まぁざっとこんな感じでクララとの運命の出会いに繋がっていました。
2時間程度なので、クララの名シーンまでがあっと言う間なんだけど、それでも感動しましたよ。

鑑賞後はアニメの版のエンディング(ヤギが一列で行進するやつ)をYouTubeで見て締めくくりました。 
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