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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのswansongのレビュー・感想・評価

3.9
「えっ!君って190歳なの?」

オモロいっ! けど…

この企画、 ぜ~ったいリヴァー・フェニックス主演、 アーヴィン・カーシュナー監督のコンビで、 1980年代にやっておくべきだったぞ。

オールデン・エアなんとか君(覚えられない…)が、 数年後には立派なハリソン・フォードに育ってるとは、 ちょっと考えられんし。
(オールデンくんスゲーがんばってるけど!)

よくできたCGよりも、 やっぱりジョン・ダイクストラやリチャード・エドランドによる「SFX」の方がグッとくるし。
(昭和のSF映画のテイストを贔屓してるだけ?)

スピンオフとは言え、 いや、 だからこそ、 我らが宇宙海賊ハン・ソロの物語は、 スカーッと爽快な大団円を迎えなあかんし…
( 「スティング」みたいな華麗なる大逆転を期待してしまった!)

…あっ、 私のごとき「スター・ウォーズ弱者」がエラそーにすみません。

もちろんこの映画にだって、 イイところはいっぱいあるんですよ。

たとえば、 若く未熟なハン・ソロと百戦錬磨の無法者ウディ・ハレルソンの危うい関係性や、 命がけの決闘から始まるハン・ソロとチューバッカの腐れ縁なんかは、 往年のマカロニ・ウエスタンを思い出させてくれますよね♪

ジュリアーノ・ジェンマ&リー・ヴァン・クリーフとか、 クリント・イーストウッド&イーライ・ウォラックとか。

1980年代のリヴァー・フェニックス版ならば、 上記の名優たちのカメオ出演だってあり得たかも知れません。

ああぁ… それ、 観たかったなぁ!(笑)

(*≧σ≦)) ケッキョク 妄想 ノ 話 ヤナイカイ…




★ ★ ★ ★ ★ ★ ======= ★




さて、 例によってここからは、 映画本編とはなんの関係もない「音楽駄話」のコーナーです♪
今夜の一曲は…


I have finally found a way to live
just like I never could before.

I know that I don't have much to give,
but I can open any door.

Everybody knows a secret,
Everybody knows a score.

I have finally found a way to live
in the colour of the Lord.


スティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトンが競演した夢のロックバンド、 ブラインド・フェイス唯一のアルバム "Blind Faith" (1969) より、 ゴスペル風味の美しいナンバー、 「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」でした。

ウィンウッドのスローなヴォーカルから、 クラプトンのギターソロへ移るときの「加速感」がイイですね♪

調べてみたら、 このアルバムをリリースした頃、 クラプトンは24歳、 ウィンウッドは21歳 …
めちゃめちゃ若いのに、 取り組んでる音楽は渋いですね~。

その後、 「いとしのレイラ」(1970) 「461オーシャン・ブールヴァード」(1974) 「スローハンド」(1977) など、 アーシーなサウンドを追究し続けたクラプトンが、 思いきってポップな路線への転向を図った「ビハインド・ザ・サン」(1985)も、 お薦めの逸品です。

全体的にちょっと作り込みすぎたサウンドが気になるけれど、 「カッコいいリフ」、 「アツいヴォーカル」、 「気合いの入ったソロ」、 三拍子揃った"Forever Man"は最高ですね♪

(*≧σ≦)) ♪ダーーッ ダダッ ダッダダーン

How many times must I say I love you
before you finally understand ?

Won't you be my forever woman ?
I'll try to be your forever man,
try to be your forever man.

Forever man, forever man, forever man ...
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