トムトム

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのトムトムのレビュー・感想・評価

4.0
フィル・ロード、クリス・ミラーの監督降板、ep8の世間での不評からの本国で興行成績の不振と悪い噂しか聞こえてこない散々な状況でハードルが下がって鑑賞した為か非常に楽しめました。
さすがロン・ハワード、手堅いです。

若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクは「ヘイルシーザー」でバカで陽気な西部劇スターを好演していたので抜擢されたのか分かりませんが今作は西部劇です。
成り上がりたい若者がアウトローになりネイティブアメリカンならぬウーキーの相棒と共に悪漢たちと黄金の争奪戦を繰り広げるストーリーです。

良かったのはep4のルークと同じく何者でもない若者が宇宙に夢見つつヒーローへと成るストーリーですね。

名前、武器、船、仲間、エピソードが集まっていき若者がep4のハン・ソロへとなっていくのには興奮しますが答え合わせを見ている様に感じる方もいると思います。

気になる方はネタバレされる前に観た方がいいローグワンのラスト級にビックリするアイツの登場は予想していなかっただけにかなり驚きました。
スピンオフ第三弾に予定されているオビ・ワンのストーリーへの引きだと思いますがキャンセルされない事を願います。

今作の大不振でオールデン・エアエンライクのキャリアに傷がつかない事を願いたいです。結構好きです。
トムトム

トムトム