延期に次ぐ延期で正直鑑賞するまでは期待より不安の方が大きかったですがテスト試写を繰り返し行い観客からの意見を取り入れつつ修正を繰り返しながら作り上げていったことが功を奏したのか予想以上に面白い作品となっていて良かったです。確かにダマスカスブレードの登場部分やバーサーカーボディ発見の件、各キャラクターの性格が微妙に原作と違っているなど原作ファンからは突っ込みが入る部分は多い映画だとは思います。自分も原作では超MADな野郎のイドが愛情あるメチャクチャ良い親父として描かれてのには違和感を感じたけど原作のまま描いてたら映画化出来なかったと思うので、この改編は仕方ない無いのかなと思いましたが、ベクターとノヴァが極悪人みたいに描かれていたのは少し残念に思いましたね～まぁ、本作はキャメロン監督が独自に解釈した「銃夢」を映像化した物でコミックやアニメとは別物として考えれば問題ないのかなと思いました。デカ目のアリータを演じたローラ・サラザールちゃんは良かったしキャメロン監督が一番描きたかったモーターボールのシーンも面白かったし娯楽映画としては大満足でした！！本国に加え中国でも大ヒットを記録したみたいなので続編は製作されると思うけれどメカ犬使いのマードックが出てきてたので、次回は「ザパン編」が中心になるのかな？
