「最強のふたり」とどうしても被るところはあるけれど、見終わった後、優しい気持ちになれる映画だった。
介護士のベンと、筋ジストロフィー症を患う青年のトレヴァーとのロードムービー。
最初のトレヴァーの口が悪くて下品な所は仕方ないけれど、ベンと旅をする事で、少しずつ今までできなかった事ができるようになったり、可能性が広がっていって不安げな面持ちを浮かべながらも達成していく所は心温まる。
トレヴァーにしてはほとんど初めての体験。病気のあるなし関係なく、日々大切に生きていきたい気持ちにもなる。
途中叶えたい夢をベンに言って、最後の最後にその夢が叶ったところは、男なら誰でも叫びたくなるのではないでしょうか。