薄

おじいちゃんはデブゴンの薄のレビュー・感想・評価

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)
3.0
困り顔のままマフィアをボコボコにするサモ・ハンが怖い映画。

上半身アップで手元だけ写すアクションは晩年のセガールを思い起こさせて哀しいが、その代わりに(?)カーチェイスシーンやアンディ・ラウの階段アクションは結構迫力あり。サモ・ハン自身もまさかのペディグリーで最後は魅せてくれる。

序盤の状況説明はテンポ良く、終盤の湿っぽいシーンはじっくり、という大衆映画のツボを抑えた構成は○。そうはならんだろうというオチとか、良くも悪くもヌルい映画なのでそこら辺を許容できるかどうかが鍵だけど、そんなに気合を入れずにゆったり見てるとそれなりに楽しめる。
薄