このレビューはネタバレを含みます
土屋太鳳の持ち味を思い切り活用した作品だと思った。これくらい「まるで漫画」なハイテンションなキャラクター。「るろうに剣心」の巻町操以来かも。
ラブコメの要素もあることはあるけど、そこに頼らずに人力飛行機の面白さを全面に出した作風は好き。
どのキャラクターも「本心」を直接表に出していないんだけど、なんとなくそれを台詞や行動から理解できる。脚本や役者の演技が巧かったからこそだと思う。
強いて不満を挙げるなら、滋賀県が舞台なんだからみんなもっと「関西弁」を話してほしかった。やっぱり言葉は大事だと思う。