ふるふる

哭声 コクソンのふるふるのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

わからなすぎて考察いくつか読んだ上でいちばん近いのかなと思う解釈。

・諸々の現象は幻覚キノコのせい
・ジョングは序盤には女々しいとか根性なしとか揶揄されてた割に、ヒョジンが熱を出して以降は怒りっぽくなったなあとは思った。どっかの解釈譲りだけど「餌」にかかる=釣られるというのが暴力性が出てしまうことを意味していて、ヒョジンを殺したのは結局ジョングだったという説。

わからなかったところ
・ジョングが通った瞬間に門の罠が枯れてしまったのはなぜ? 最初の家の草も枯れてた
・最後に祈祷師が写真を持ってたのがいちばん混乱した。悪霊は実在して、見た目がコロコロ変わってるとか次々誰かに憑依しているとか?途中から日本人の雰囲気が明らかに変わった気がしたから、そこで女に移って最後に女がすごいボーッとしてたシーンで祈祷師に移った?
・悪霊が実在するとか言い出すと幻覚キノコのせいって話と矛盾してしまう...村全員が同じ悪霊の幻覚を見ていたことになる?
・悪霊が、というより、祈祷師はともかく日本人と女は実在したのか?

このわからなさも含めておもしろかった。
國村隼さんもそうだけど、ヒョジンの子の演技がすごかった。
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