おいなり

トロールズのおいなりのネタバレレビュー・内容・結末

トロールズ(2016年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは王道ながらも、演出やアニメーションに手抜きを感じる様なシーンは皆無で、素晴らしいアニメーション作品であることは間違いないです。

ただ、私には酷なシーンが多かった。学生時代の嫌な思い出がフラッシュバックしてくる…
というのも、メインキャラクターであるトロール達はほぼ全員、幸せの形を他人に押しつけてくるタイプのパリピなのだ!同調圧力の妖精である!!自らの幸せは他人に押しつけるが、他人の幸せを理解しようとはしない。これはポジティブ思考というよりは、理解できないもの又はしたくないものには目を向けない傲慢な思考に思える。
確かに、そういったキャラクターも物語には必要だし、嫌いではないけれど、大勢がそれだと流石に恐怖である。
また、パリピのお話なので、当然のようにナンパ者の王子様やメンヘラ女子、変わり身の早いクズ野郎がでてくる。ここらへんのリアリティは無駄にしっかりしている。歌舞伎町のお話かと思ったわ!
そして、ラストはお決まりの「悪役だけはハッピーにはなれず、除け者にされる」という結末。かわいそうである。

完成度が高い作品なのでお勧めはできます!!
ただ、私には合わなかったのでこのスコアとなりました。
最後に!私はダンスもハグも歌も絶対にやりたくありません!!!!
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