70年代のボストンを舞台に
ギャングとギャングの銃取引からの
→トラブル発生→銃撃戦
その場をまとめる人が誰もいなくて
ヴァーノンはジャスティンから
「国際的なクズ」と呼ばれてたので
偉い人なはずなんだけども
そもそもヴァーノンって誰だったっけと
パンフレットでおさらいするも
あぁあの口髭の…
いや全員髭あった。
それがことごとく血まみれで
薄暗い倉庫を這いずり回るので
誰が誰だか、不親切きわまりない映画です。
銃撃事件の報告書を山ほど読んで
それを映画にしたいと考えた監督が
人は撃たれてもなかなか死なないという
リアルなアクションを見せてくれたわけで
ギャングたちも当時の
記録フィルムかのようなリアルないでたち。
キリアン・マーフィの
瞳の色さえわからないほど皆汚れてた。
それなのにオープニングとか
ポスターのビジュアルがカッコつけてて
好き、笑える。
紅一点の女ギャング、ブリー・ラーソンが
最後に見せた顔、一瞬だけど名演技。
〝The Phone Rings〟のメロディが
心地よく耳に残ってます。音楽良かったです。