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フリー・ファイヤーのmsyのレビュー・感想・評価

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)
3.5
70年代のボストンを舞台に
ギャングとギャングの銃取引からの
→トラブル発生→銃撃戦

その場をまとめる人が誰もいなくて

ヴァーノンはジャスティンから
「国際的なクズ」と呼ばれてたので
偉い人なはずなんだけども

そもそもヴァーノンって誰だったっけと
パンフレットでおさらいするも
あぁあの口髭の…

いや全員髭あった。

それがことごとく血まみれで
薄暗い倉庫を這いずり回るので
誰が誰だか、不親切きわまりない映画です。

銃撃事件の報告書を山ほど読んで
それを映画にしたいと考えた監督が
人は撃たれてもなかなか死なないという
リアルなアクションを見せてくれたわけで
ギャングたちも当時の
記録フィルムかのようなリアルないでたち。
キリアン・マーフィの
瞳の色さえわからないほど皆汚れてた。

それなのにオープニングとか
ポスターのビジュアルがカッコつけてて
好き、笑える。

紅一点の女ギャング、ブリー・ラーソンが
最後に見せた顔、一瞬だけど名演技。

〝The Phone Rings〟のメロディが
心地よく耳に残ってます。音楽良かったです。
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