あーそう

ディストピア パンドラの少女のあーそうのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビが街を覆い、人類は基地に立てこもる。思考能力を持つゾンビの2世代からワクチンを作ろうと試みるも、ゾンビが基地のフェンスを壊し、外に出れたのは数人の軍人と博士、そしてゾンビ2世代の先生とゾンビ2世代の女の子メラリー。安全な本部基地へワクチン開発の要となるメラリーを連れて向かう。

ゾンビが突然現れるところからではなくゾンビの子供たちにフォーカスした作品。ゾンビ映画の1歩先を行く映画だなと思う。ゾンビから生き延びるためにワクチンを作るのが目的でそのために大人たちが動いている。色々ツッコむ要素あれどゾンビたくさん見れるのでゾンビ映画好きなら見てもいいかもしれない。

ゾンビのライフサイクルだったりゾンビが子供産んだりゾンビって奥が深いな。なんでもありだな。ライフサイクルの果てはどうなるのだろう、あんなでかいゾンビ胞子飛ばして全員ゾンビになったら逆にゾンビの食料である人間いなくなっちゃわない?個体数だけを増やしたいのか?食料は人間以外に鳥、猫、犬など??うーん、謎だ。

2世代ゾンビの先生は少し認識が甘すぎるかなと思った。普通自分助けるためとはいえ(命に別状がある危険にさらされたわけではない)、目の前で同じく基地で働く同僚を襲ったゾンビの子供を助けるか??同僚や人間以上に自分も襲われるかもしれないゾンビの生徒?

ラストに皮肉が込められていた。最初ゾンビ2世代を基地の檻に閉じ込め教育を施していたのに、ゾンビ胞子が降り注ぐため車内に閉じ込められた先生が外の世界にいるゾンビ2世代たちに対して授業をするのだ。ここの見せ方はちょっとグッときた
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