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ディストピア パンドラの少女のRYUPのレビュー・感想・評価

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不気味なOPシーンとBGM。
滑出しは傑作の予感。
道中はゾンビ=パンデミック、走るゾンビ、脱出を試みる人々のサバイバル…
と、最近の主流を行く「ゾンビ映画」
中々に斬新で哲学的なEDが物語を引き締めるが、展開のあやはツッコミ所も多く緻密さに欠ける。

「少女メラニーは人類の希望か?絶望か?」

問い掛けの答えは?
神秘的な存在感と無垢な子供の一面を見せる彼女の最後の選択は人類にとっての”絶望”に映る。
しかし、
もしも今現実世界にある過度な負担の数々がこの地球自体を苦しめているとしたら
この結末を絶望と言わせないだろう…
人類以上の存在が望む”希望”。
この星は新しい住人を待ち望んでいるのかも知れない。


監督 コーム・マッカーシー
CAST セニア・ナニュア ジェマ・アータートン  パディ・コンシダイン グレン・クローズ etc

原題 『The Girl with All the Gifts』
2016年 イギリス、アメリカ 111分

『28日後』予告
https://youtu.be/jgX6PesrADE

『ワールド・ウォーZ』 予告
https://youtu.be/PzRW10SvbFY
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